2013年02月10日

最近の植栽の傾向について

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今日は日曜日、好天に恵まれ当社の前の道路はびわ湖バレーにスキーに行かれる車で停滞中です。自動車
現場も休みなので、近年のお庭の植栽の傾向についてご紹介します。得
個人のお庭は以前はお客様にお見せするものとのイメージが大きく、高木はマツ・マキ・ウメ・モチノキ・カシ類など、低木はツツジ類が中心で周りはサザンカなどの生垣といった植栽が主流でした。これらは日本の気候風土にもマッチし毎年の剪定さえすれば綺麗に維持できる庭でもあります。しかし、これらの剪定作業は植木屋さんに依頼するしかない場合が多く、その費用も勿体と思われつつあるが現状です。
ところが近年のガーデニングブームの影響により、お庭が【見せるもの】から【自分も楽しめるもの】へと変化してきています。さらに、【造られた庭】から【自然を感じる庭】が求められて来ています。
 そこで多く用いられてきた高木が雑木類です。エゴノキ・ヤマボウシ・アオハダ・アオダモ・ヒメシャラ・コナラなどの株立ちは日本の風景にもマッチし、剪定も自分できる為、シンボルツリーにも多く用いられるようになりました。そして、低木は宿根草です。ツツジなどと違い剪定が不要なものも多く、四季折々の花が楽しめ、種類も豊富でご自分でも増やしていける為人気があります。これらの基本的な植栽を中心に後の中低木は各自の趣味に合わせた花木を織り交ぜていくといった植栽が多くなってきています。
それでは、ここで、最近の事例をご紹介します。
最近の植栽の傾向について

 上の写真はヒメシャラの株立ちの足元にヒュウガミズキとフッキソウを植栽しています。ウッドデッキの木陰になるよう配植しました。
下の写真はアオハダの株立ちの下にフイリヤブランやタイムなどを植えています。
最近の植栽の傾向について

下草が覆うと草も生えにくくなり維持も簡単です。
ここで、大切なポイントは植栽部は縁石などで少し高くされることです。排水面での客土を十分考慮することが肝心です。樹木が良くならない多くの原因は根腐れによるものです。


Posted by GardeningDoco at 11:54│Comments(0)
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